笹錆ログ

Ds試験

採用試験、したいですよね。

はじめに

みなさん、こんにちは。
突然ですが、本記事はDs試験について語っていきます。
いや、「語る」というより「まとめる」に近いんですけれども……
ひとまず、いろんな区切りもついたので、また楽しんでることや、ハマっていることを共有していこうというわけです。
そこでDs試験です。
あの第四境界の展開していた完全無料リアルタイム謎解きタイムアタック。

R君

タイムを重複させるな。

一応自分も第一問から参加しており、ソロ49位とまぁまぁそこそこの順位になりました。

S君

まぁそこを重複させるな。

ですが、解き方に苦労したり、1歩目を踏み出すのが難しい問題も多く、決して満足している訳ではありません。
そこで、自分はDs試験をまとめることで考えるべき思考をまとめ、あわよくばこれを読んでくれた方に布教ができればなと思った次第です。
第一問〜第八問までの解説をするつもりはあんまりありません。
逆にちゃんとした解説を読みたいなら、公式かリー猫さんのnoteを見るべきです。

参加理由

そもそものお話になりますが、まずなぜ自分がDs試験をやったのかについて。
理由はシンプルで、Project coldといったリアルタイム全体戦ARGが「好きだけど嫌いだった」からです。

Project cold

僕は物語も、謎も、考察も、融解班が一丸となって臨むすべての要素が大好きです。
ですが、自分が感じていたその楽しさはどちらかというと「読み物」としての楽しさだった気がしています。
自分が参加しようがしまいが、物語は全く同じ結末へと進み、同じ顛末を迎えていたのではないか。
そう思うと、どこか寂しさを感じてしまったのです。
それに加え、自分の知識不足や視野の狭さを実感させられるのが嫌でした。
周りが次々と考察を進め、謎を解き、自分とは異なるペースで次々と物語が進みだしていくことに焦りを感じ、置いて行かれるような感覚が付きまとっていました。
もちろん、これらがリアルタイム性、集団性を持つゲームの一側面を、あえて露悪的に切り取ったものであるということはわかっています。
その魅力を否定するつもりはありません。
ですが、どうしてもネガティブな印象が切り離せずにいました。

R君

要は『自分の能力では楽しむことはできても、完全に楽しみ切ることができないので嫌いです。』ってこと?

笹錆

言葉を少しは選んでほしいかもしれないです……

ですが、R君の言う通りかもしれません。
当時の自分にとって、まだ「完全に楽しむ」には早すぎたコンテンツであったとも思います。

かがみの特殊少年更生施設

時は少し進み2024年3月。
ALTER CARNIVALが終了するとともに第四境界という存在を知りました。
そして、その翌日に「かがみの特殊少年更生施設」が公開され、僕は歓喜したのを覚えています。
こういうのを待っていたんだと。
「かがみの特殊少年更生施設」は常設型ARGであり、リアルタイムでもなければ、全体戦でもない。
ゆっくりとではありましたが、僕もシステムを理解して、物語を追い、127/127まで調査を完了させました。
それは、今までの自分が知っていたARGとはまた違う体験であり、「自分の力で最後までたどり着いた」という達成感は確かな自信となりました。

Ds試験

さらに時は進み、2024年10月。
Ds試験第一問が渋谷スクランブル交差点にて出題がされました。
正直なことを話してしまうと、コンテンツが始まる喜びとともに、わずかな嫌悪感も抱いていました。
またリアルタイム集団戦だと思っていたからです。

笹錆

だって、渋谷スクランブル交差点でいきなり出題とかするから……

しかし、蓋を開けてみると、タイムアタックであるため制限時間もあったものの、個人戦、チーム戦による対戦形式であり、Project coldのようなストーリーを主軸にしたわけでもなかったです。
ということは、少なくとも「物語を追う上での置いて行かれる不安」は解決しているのではないか。
毎回問題を解く前後でAMGYが語る内容、それを追いかけるだけであれば、おそらく置いて行かれることはないだろう。
となると、残る問題は「周囲と自分を比較したときに感じる劣等感」だけです。

T君

こればかりは解決しようがないだろ。

笹錆

いや……まぁ、やってみたいかも……

S君

?!

実をいうと、人の財布や誘拐エレベーター、かがみの特殊少年更生施設をクリアしていたことによる自信が、ギリギリ参加したいという気持ちが芽生えていました。
一応言っておくと、これらの作品に少しでも触れていなければ参加していなかったと思います。
そのぐらいハードルとしてはギリギリでしたし、それほどまでに第四境界の作品が僕に与えた影響は大きかったように思います。