笹錆ログ

第1回ボドゲ回、

ボドゲ回、やってみたいですよね。

各種目

ゲーム決め

種目は毎回ルーレットを回して決めました。

H君

これ最初からルドーを引く可能性もあるのか。

J君

流石に他のゲームを引くだろ。

このときは長期戦になることが確定しているので、みんな体力があるうちに頭の使うゲームをやっておきたいです。
今回のゲームでいうとマンカラ、ヘックスあたりが来てくれたらベストですね。
さて、では記念すべき1つ目のゲームを決めましょう。

J君

本当に来る奴があるか。

マジで言ってる?
戦略性もあまりないくせに駒数だけはきちんとあるから時間のかかるやつがここで来るの?

L君

なんでルーレットなんかで決めようとしたんだよ。

ルドー

一定数やる気をなくした人もいますがやります。

H君

本当にやるの……?

やります!!!
一応書いておくと、うちのハウスルールはこんな感じです。
簡単に言うと「一番時間のかかるルール」です。

このゲームには必勝法があり、ダイスを振っているとき特定のタイミングで必ず6を出せます。
6を一度出すと、なんとなくタイミングが掴め、次の目でも結構6が出てくれます。
僕はこのことを「黒閃」と呼んでいますが、誰にもそのことを共有していないので、このゲームは圧勝できるはずです。
なんと言っても1度でも6を出せたらこっちのものなので。

H君

今までの連続で出せた回数は?

笹錆

4回、運が良かっただけだけど。

はじめの盤面はこんな感じです。

手順はL君→笹錆→H君→J君ですが、盤面からすでに各々のルドーが見えるのがいいですね。

H君

見えねぇよ。

J君

見えるだろ。

L君

笹錆の運がないことだけわかる。

それと、この後J君(緑)に僕の駒(青)は喰われます。
クソゲーか???
さて、盤面は少し進んでゴールに近づいてきました。
ここまでさんざん駒を潰され続けましたが、それももう終わり。
6を出し続けることで誰よりも早くゴールしに行きましょう。

不思議なことに、もうすでに3人がゴールしているように見えますね。
でも大丈夫。
こちらには確実に6を出す手段がありますから追い上げも簡単。
タイミングがシビアですが、成功率20%ぐらいで6を出せてる気がするので余裕なんですよね。

まって、そこで密着するのは聞いてない。
「余裕なんですよね」どころじゃなくなりましたね。
この形になると駒はほぼ進まなくなります。
他に動かせる駒があればいいですが、自分はそもそも2つの駒を出していないので最不利です。

笹錆

これ、どうすればいいんだ?

H君

とりあえず自分そこまで行けそうにないから、錆が黄色と緑のリードを止めて。

無茶を言うな。
このゲーム6を狙って2回出すよりも、1を狙って2回出す方が難しいんだぞ。
なんなら6を狙う練習だけしてきたから、他の出目が出る確率は低いと思ってるぞ。

L君

策が功を奏してなさすぎる。

J君

足を引っ張り合うな。

この後なんだかんだ挟まれたり、それを抜けたりして2位になりました。
ゴールの位置関係が逆だったら普通に負けてたと思います。

H君

やっぱクソゲーだろこれ。(4位)

笹錆

やっぱクソゲーだわこれ。(3位)

七並べ

次は7並べです。

J君

こういうのでいいんだよ。

笹錆

これも運ゲーだろバカ。

なかなか頭を使うゲームが来てくれませんが、これもうまく止めることが出来たら高順位が狙えるゲーム。
集中していきましょう。
さて、自分の手札は……

終わった!!!
止められるカードはありますが、端っこのカードも多いので悠長にパスしていたら負けてしまいます。

笹錆

これもう負けです。

J君

まだわからねぇだろ!

H君

勝負はこれからだよ!

L君

さっさとやろう!

笹錆

お前ら絶対手札よかっただろ。

ヘックス

やっとヘックスが来ました。
2人用ゲームの協力型なので、自分以外のもう1人がゲームを理解している必要があります。
しかも相手はL君とJ君。
素直にこのゲームが上手な2人を相手に戦い抜かねばなりません。
先手はこちらが取れたので、しばらくはガンガン攻めて相手を受けに回らせます。

H君

来た、クソゲーじゃん。

?????
割と今までの中では一番戦略性があると思うのですが……
まぁ確かに、実力差がだいぶ出るのでキツくはありますけどね。

え待って、何やってんのお前???
2手目でやる動きじゃねぇだろお前。
いや、1手目から何やってんだって動きではあるんだけど。

笹錆

ストップ、ストップ。

H君

どうしたの?

笹錆

一旦タイムアウトです!

どうやらH君はマジで1直線に繋げるように置くゲームだと思っていたようです。
なんで練習してきてねぇんだよ。

L君

どうする、これ?

J君

こちらはリセットしてくれて全然いいけど。

笹錆

こいつら強者の余裕を見せつけて来やがる……

ぐぬぬって声が自然に出て来たのはこれが初めてかもしれません。
とりあえずボイスチャットを分け、H君と軽く勉強会を開くことになりました。
終始「なるほど〜」とは言っていたので、ゲーム理解とかは本当に早い方なんですけどね。

笹錆

それで、問題はここからどう動くかだよ。

H君

先手にも関わらず置きミスの不利によって実質後手になってるもんね。

笹錆

不利を産んだ奴が言うと、まぁまぁ腹立つな。

H君

なら僕らは風呂休憩を取って、相手の脳みそが動かなくなる時間まで待ちませんか?

笹錆

お前のために相手が待ってくれてる状況で、さらに持久戦に持ち込もうとするの本当に強いな、お前。

というわけで、相手に休憩の旨を伝えて風呂に入ってきます。
タイムテーブルを見るとヘックスが一番時間がかかってましたが、多分ほとんどがこの休憩のせいです。
23時ぐらいに初めて1時になったあたりに終わってたからな。

J君

なんで大会主催者が途中でいなくなるんだよ。

L君

通信が切れないように、Switchの電源つけっぱなしで30分待機してました。

笹錆

本当にごめんなさい。

ですがここまでは作戦通り。
相手は疲れ果て、きっとミスを……

ミスを……

ミス……

普通に負けました。
ですが、この番外戦術が後々効き始めてきます。